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木材活用について

 
2021年11月04日
 

 
 

木材の活用を遡ると様々な工夫がされてきた歴史があります。東大寺大仏殿の柱は寄木造りでいわゆる現在の集成材の技術が取り入れられています。広い幅の板が取りたい場合は板同士を剥ぎ合わせる技術も同様です。無垢の木の良い点を活かすことで、木材資源を有効に利用することが可能となります。特に材の量が限られいる場合は、スライスして、単板あるいは挽板にすることでコストも削減出来ます。用途とコストに応じた選択が材料を有効に利用していくために必要と思われます。つまり無垢材で利用可な場合は無垢材で、長尺、大断面が大量に必要な場合は集成材を利用するということです。特に今年はウッドショックで木材が注目される年となりました。建築材はもちろん家具、道具、生活雑貨、樽、桶、額縁、将棋盤、囲碁盤、彫刻等多様な用途があります。木材として利用される木は少なくとも数十年生育してきたものであり、そして未来に使われる木材は植林して、育林していかなけば使えません。林業経営が成り立つ社会へのターニングポイントとなり、そしておおくの方に木材の炭素貯蔵のサイクルが地球環境にやさしいことであるということを認識していただいて様々なシーンで木材を活用していただくことを願っています。